左利きの人にとって書きやすいボールペンがあるってご存知ですか?
「買ったばかりなのにもうインクが出ない…」
「書いているとよく字がかすれる…」
「左利きに合ったボールペンが欲しい」
「今使っているボールペンでかすれない対策はないのかな」
左利きの方はボールペンを使っているときこういった悩みを持ったことはありませんか?
実は、ボールペンを選ぶにはポイントがあります。
はじめまして!筆者のMarukoです。小さい頃から左利きとして育ち
今も書く時は左利きです。
この記事では、なぜ左利きさんだとボールペンがかすれるのかの説明や、左利きさんでもストレスフリーに書けるボールペンをご紹介します。
プロフィール
産まれたときから左利きのMaruko(32)です。
文房具が大好きで、新しいものがでるとすぐ試したくなるタイプです。
学生のころからペンのかすれや出にくさにストレスを感じており、
買ったばかりのボールペンをすぐダメにした経験は数知れず・・・(泣)
ボールペンは日常的に使う機会が多い筆記具です。だからこそ快適に使いたいですよね。
最後まで読んで頂き、自分に合ったボールペンを是非見つけてくださいね!
1、「インクが出なくてイライラ…」左利きがボールペンを使うとなぜかすれる?
左利きで市販のボールペンを使用していると急にでなくなる・かすれることってありますよね。
かすれてしまう原因について、ボールペンの構造と左利き・右利きの手の動きについて解説します。
原因がわからないことだと余計イライラしてしまいますが、ボールペンの構造を理解することで、少しでもいらだちを和らげてくださいね。
ボールペンのインクが、書いている途中でいきなりでなくなる・かすれる原因は、主に2つあります。
①「左利き」と「右利き」では文字の書き方に違いがある
②「ボールペンの構造上右利き仕様につくられている
ひとつずつ解説していきます!
①「左利き」と「右利き」では文字の書き方に違いがある
「左利き」と「右利き」で大きく違うのは、文字を書くときの手の動きです。
現代の習慣では、文章を書く時の方向は左→右へ書くのが基本となっています。
漢字やひらがなの文字自体の書き順も左から始まることが多いですよね。
その場合、右利きの人は文字を書く時、右手を引いた状態で書きますが左利きの人の場合、左手を押して書くことになります。
「左利き」と「右利き」では文字を書く時の手の動きに「押して書く」「引いて書く」の違いがあるのです。
② ボールペンの構造上右利き仕様につくられている
世の中の多くのボールペンは、基本的に右利き用に作られています。
つまり、現代の習慣では文字を書く時は引いて書くことを基本としているため、多くの筆記具も引いて書くことを想定してつくられているのですが、ボールペンも例外ではありません。
ボールペンは、引いて書いた時にペン先のボールが転がり、ボールと淵の間のインクが流れる隙間が広がることで、インクが出てくる構造になっています。
左利きの人がボールペンで文字を書いた場合、ペン先のボールを押して転がすことになるので、本来広がるはずだった隙間に筆圧がかかり、隙間が狭くなることで、インクの流れる量が少なくなります。
(引用元:三菱鉛筆公式HP)
左利きの場合、右利き用に想定されている筆圧と違う方向から筆圧がかかってしまうことが、かすれの原因になっています。
左利きで市販のボールペンを使用しているとなぜかすれてしまうのかは、左利きの書き方・手の動きと、ボールペンの構造上の問題で、インクの出にくさをつくってしまっているためでした。
左利きで市販のボールペンを使用していると急にでなくなる・かすれる原因について、
①「左利き」と「右利き」では文字の書き方に違いがある
② ボールペンの構造上右利き仕様につくられている
の2点について解説しました。
ボールペンの構想上、ボールの配置・筆圧のかかり方でインクの出が悪くなってしまうことを理解して、少しでもストレスを減らしていただけるとうれしいです。
2、すぐにできる左利きのボールペン対策
「今のボールペンを長く使いたい」という方もいるかと思います。
お気に入りのボールペンがあるとなおさら長く使いたいですよね。
前項でボールペンは構造上、持ち方や筆圧によってインクの出が変わってくると説明しましたが、それを意識すればボールペンの持ちも良くなります。
具体的な対策はこちらになります。
①できるだけペン先を押し込まないこと
②書く時はペンを寝かさず立てて書くこと
③ティッシュペーパーの上でペン先をこすること
ひとつずつみていきましょう!
①できるだけペン先を押し込まないこと
ペン先になるべく力を入れないことが大切です。
左利きは押して書くため、ペン先のボールが入り込むことで書けなくなります。
そのためボールが入らないように力を入れすぎず書く事が大切です。
②書くときはペンを寝かさずに書くこと
ペンを寝かさず立てて書きましょう。
寝かせて書くと、インクの出が悪くなり、ペン先が詰まる原因となります。
角度の目安は60度程度です。
ペンを寝かさずに、内臓ボールと本体の隙間を意識して書く事でインクが詰まりにくくなります。
③ティッシュペーパーの上でペン先をこすること
ティッシュペーパーの上でペン先をこするとインクの出がよくなります。
ティッシュペーパーはノートや紙よりもやわらかいため、ティッシュペーパーの上からペン先を動かすと摩擦が発生します。
その摩擦でペン先の滑りがよくなりインクの出がよくなります。
インクが出なくなったら一度ティッシュの上で書いてみましょう。
今回はすぐにできるボールペン対策を紹介しました。
ペン先を押し込んだり、寝かさずに書くことは、意識すればできそうですね!
それをしてもどうしても難しい!とのことであればティッシュペーパーの上でペン先をこすってみましょう。
インクがでなくなった方は一度試してみてください。
3、左利きでも書きやすいおすすめのボールペン6選
左利きの人はボールペン選びが難しいですよね?
今回は、おすすめのポイントとともに、左利きの方におすすめのボールペンを6本紹介します。
実際に筆者も使ってみた感想を書いているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、左利きの方がかすれないように文字を書くには、ペン先のボールがスムーズに回転し安定して書けることがポイントです。
特に、
「加圧式」
「速乾性が高いもの」
であることが大切となります。
加圧式とは従来型のインクが重力で下がるのではなく、加圧でインクを押し出すものです。ボールペンの名前に「加圧」と書いてあるものが該当します。
速乾性の高いものの選び方は「ドライ」と書いてあるものや、テスターで書いた時に文字がすれないかで選びましょう。
今回は、「加圧式」と「速乾性」のポイントを重視しながら、おすすめのものを6本ご紹介します。それぞれ特徴があるので、自分に合ったボールペンを見つけてみてください♪
おすすめのボールペン6本は以下です!
①ジェルボールペン サラサドライ 0.5mm
②パワータンク0.5mm
③ジェットストリーム 多機能ペン 4&1
④エナージェル0.5mm
⑤ブレン0.5mm
⑥モノグラフライト0.5mm
実際に書き心地を試してみました!
ひとつずつどんなボールペンなのか解説していきます。
①ジェルボールペン サラサドライ 0.5mm
ゼブラ(ZEBRA)
価格 165円(税込)
書いてすぐ触れても汚れない、超速乾素材配合のジェルボールペン
ジェルインク内に超速乾素材を配合しており、すみやかに紙に浸透して、乾燥時間を短縮。
色の濃い染料を用いて、低粘度のジェルインクタイプにすることで、筆記線がよりくっきり。
重さも10.9gと軽量で、移動時でも持ち運びやすいようラバーグリップを採用しています。
速乾性 ★★★★★
書き心地は、ペンと紙の引っかかりがなくスラスラかけました!
②パワータンク0.5mm
三菱鉛筆
価格 220円(税込)
圧縮空気でインクを押し出すことで角度問わずしっかりかける!
従来のボールペンではインクを重力の力で押し出して書くものでしたが
「パワータンク」は加圧してインクを押し出す仕様のボールペンです。
そのため、上向きでも書くことができてカレンダーなど壁にかかった状態でも書くことができます。
インクの出方が従来と違うことから、押し書きをする左利きさんでも書きやすいボールペンと言えます。
また、濡れたところや氷点下の環境でも書くことができます。
速乾性 ★★★★★
加圧性 ★★★★
グリップ部分が少し太めなので持ちやすいです!
③ジェットストリーム 多機能ペン 4&1
MSXE5-1000 0.5mm
三菱鉛筆
価格1,100円(税込)
「クセになる、なめらかな書き味。」を実現
「ジェットストリーム」は筆記速度に関わらず、低い筆記抵抗でなめらかな書き味を実現しました。
速乾性にすぐれており、書いた時に手が汚れるといったストレスが少ないです。
また、グリップがついており長時間持っていても疲れにくい仕様になっています。
速乾性 ★★★★
書き心地は滑らかで、グリップが持ちやすいです!
④エナージェル0.5mm
ペンてる
価格208円(税込)
スッと書けてサッと乾く
なめらかな書きごごちと優れた速乾性で、書いた時に起こるにじみや手が汚れるストレスを軽減してくれます。
また、同シリーズの「エナージェル インフリー」では10色とカラー展開が豊富!
メモをするのはもちろん、イラストを書いたりするときもおすすめです。
速乾性 ★★★★
書き心地は、紙の引っかかりが少なくすらすら書けます!
書いた時に文字がはっきり出やすいです。
⑤ブレン0.5mm
ゼブラ
価格387円(税込)
ブレないストレスフリーな書き心地
ゼブラの独自技術により、筆記時に生じる振動(ブレ)を制御した画期的なアイテムです。
低重心にすることで、左利きでも軽い力でなめらかに書けます。
また、継ぎ目がないシームレスなデザインで男女問わず使えます。
カラバリも豊富なのでお気に入りの1本をみつけてくださいね♪
速乾性 ★★★★
持つ部分が太く安定感があり、文字がしっかりと書けます!
⑥モノグラフライト0.5mm
トンボ鉛筆
価格220円(税込)
ペン先見やすく、キレイに書ける
高精度ニードルチップと超低粘度油性インクの相乗効果で驚くほど滑らかな書き味を実現。
グリップ表面に独自のテクスチャーを施すことで指先の滑りを軽減し、軽い力でもしっかり握れます。また、ラバーグリップ特有のべたつきを抑え、ドライで快適な握り心地を実現。
速乾性 ★★★★
グリップが滑り止めになっており、しっかり持てます!
今回は、私がおすすめする左利きでもかすれないボールペン
①ジェルボールペン サラサドライ 0.5mm
②パワータンク0.5mm
③ジェットストリーム 多機能ペン 4&1
④エナージェル0.5mm
⑤ブレン0.5mm
⑥モノグラフライト0.5mm
の6点を紹介しました。
速乾性が欲しい方にはサラサドライ、加圧式が欲しい方にはパワータンクがおすすめです!
ぜひためしてみてくださいね。
4、左利きさんへプレゼントにおすすめの名入れボールペン
誕生日や記念日にプレゼントとしてボールペンを贈りたいけど
左利きのひとにはどんなボールペンを選んだらいいかわからない。
そんな時は名前入りを贈るのはいかがでしょうか?
左利き用に名入れサービスを行っている商品がおすすめです。
書きやすい・かすれない上に、自分だけのボールペンをもらえたら、喜んでもらえること間違いなしです!
今回は2つ紹介します!
①「三田三昭堂 ゼブラ サラサグランドブラス2 真鍮無垢 名入れ
価格2,310円(税込)➕送料300円
オリジナル文具と名入れ商品を取り扱う「三田三昭堂」さんのオリジナル商品です。
ボールペンの外の素材は、塗装せずそのままを生かした無垢の真鍮を使用しています。
替え芯は、速乾性に優れた「サラサドライ」0.5mm芯の黒色を使用しており、見た目と機能性を兼ね備えた商品です。
ラッピングはもちろん、名前入れ対応商品です。注文後2日〜5日営業日で発送してくれます。
②【左利き用 名入れ】 金文字 ジェットストリーム 4&1 0.5mm
価格1,130円(税込)
こちらはおすすめで紹介した「ジェットストリーム」シリーズです。
名入れを左利きの方が使った時にも名前が見える位置に彫ってくれます。
金文字で名入れをしてくれるので高級感がでてギフトに最適です。
色は全部で7色となり、カラーバリエーションが豊富です。
ラッピング対応可で、注文後2〜5日で発送してくれます。
今回は、左利きさんに贈るおすすめのボールペンを紹介しました。
左利きの方に贈る場合は左利き用の名入れサービスを行っているメーカーや商品がおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。
5、まとめ
・左利きがボールペンを使うとかすれる原因は、左手で押して書いてるため
・左利きのおすすめのボールペンは「加圧式」と「速乾性が高いもの」を選ぶ
・ボールペンを長く使うには「ペン先を押し込まないこと」
今回は、左利きでボールペンを使うとかすれる原因と、おすすめアイテムを6本、プレゼント用のボールペンを紹介しました。原因が対策がわかると、書けないストレスを感じることなくボールペンを使うことができます。
それぞれのボールペンの特徴を理解して、お気に入りの1本を見つけてみてくださいね!
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